今日は、本校の卒業生で、現在とちのみ保育園の保育士をされている園原明依さん
をお招きして全校道徳を行いました。園原さんのお話の概要です。
私は、中学生の頃、「間違えたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」との思い
から、自分の胸の内を人に伝えられず、ストレスを抱えてしまいました。
自分を好きになれない日々が高校生になっても続いていましたが、高校の先生に
自分ができないことばかりを考えず「できることに目を向けてみなさい」
と言われたことがきっかけとなり、少しずつ意識が変わりました。
大学生になってからは、自分が得意なピアノを友人に教えて感謝される体験等を通し
て徐々に自信がつき、自分を好きになれるようになってきました。
そのこともあり、今は保育士として、子どもたちの「できることに目を向ける」指導
を心がけています。
最後に、中学生へのメッセージをくださいました。
「自分の良いところを探してみよう」「自分の思いを口にする勇気をもとう」
生徒達は、園原さんのお話を真剣に聞いていました。きっと、先輩でもあり、年の近い
園原さんのお話に共感したり、自分を重ねたりした生徒もいたでしょう。
困難を乗り越え、今は保育士として生き生きと仕事をしている園原さんの姿に、
生徒達は勇気や元気をもらったことと思います。
園原さん、ありがとうございました。