赤とんぼと言えば、通常「秋」をイメージします。
ただ、赤トンボとい名のトンボがいるわけではなく、
成熟して赤くなったアキアカネやナツアカネを指すようです。
実は、この両種とも初夏に羽化します。でも、この時期に
見かけることは少ないですね。
たまたま、学校の庭で見かけたので写真を撮りました。
まだ黄色く赤トンボではありません。
暑さに弱いので、盛夏は高い山や高原に移動して生活するそうです。
夏に登山をした時、頂上付近で無数の赤トンボをみかけることがあります。
木祖村は冷涼な気候なので、庭で見た個体は移動中なのか、
或いは夏の間ここにとどまるかは不明です。
そう言えば、いつの間にかハルゼミの鳴き声が聞かれなくなりました。
代わってヒグラシの声を聞くようになりました。真夏が近づいています。