夏休みが明けて一週間、この間までのアブラゼミやミンミンゼミに代わり、
ツクツクボウシやチッチゼミの鳴き声が聞かれるるようになりました。
夏の終わりが近づいています。この時期になると高田敏子さんの
「忘れもの」という詩を思い出します。
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている
だがキミ!夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
さて、3年生は「名残惜しい夏休み」や「夏の終わりの寂しさ」等と
感傷に浸っていられないかもしれません。今日は、第1回総合テストです。
登校してくる3年生から、いつもの元気が感じられませんでした。
きっと、緊張していたのでしょうね。
夏休みに蓄えた力が発揮できるといいですね。