木祖村立木祖中学校

  • 木祖村は、長野県の西南端木曽郡の北東部で、木曽川の最上流部に位置し、2,000m級の山岳に囲まれた総面積140.46平方kmの山村です。
  • 北は東筑摩郡朝日村、北西は松本市奈川、東は塩尻市楢川、南は木曽町日義、西は木曽町開田高原および木曽町福島に接しています。
  • 地質は秩父古生層と花崗岩に属し、村の東側に位置する鳥居峠は太平洋にそそぐ木曽川と日本海にそそぐ奈良井川の分水嶺になっています。
  • 木祖村の村花は「リンドウ」、村木は「トチノキ」です。
  • 「リンドウ」は校章 のデザインにもなっており、『厳しい自然にも毅然として立つ姿は木祖中生徒・ 職員の求める姿である』と述べられています。

桜満開 笑顔満面 修学旅行

 広島、京都、奈良への修学旅行に行ってきました。

出発の時だけ雨でしたが、旅行先では天気に恵まれた上、満開の桜に出迎えられ、

大きく体調を崩す生徒もおらず、クラス全員が参加した最高の3日間になりました。

 初日は鉄道での旅となりましたが、初めて新幹線の乗ったという生徒もいました。

 12時には広島到着。お好み焼きを食べた後、路面電車で平和記念公園に向かいました。

 公園では、被爆体験をされた方のお話しをお聞きし、資料館の見学をした後、千羽鶴を捧げて

亡くなられた方のご冥福を祈りました。平和の大切さを改めて感じる機会となりました。

 この日は、記念公園近くのホテルに宿泊しました。おいしい料理に舌鼓を打つ生徒達。

大満足のようでした。

 2日目は、広島から新幹線で京都へ移動。京都では、グループ毎にタクシーに分乗し、

自分たちが決めた見学地を回りました。二条城、金閣寺、清水寺が人気でしたが、

3年生らしく学問の神様を祭る北野天満宮へ行くグループもありました。

 京都で宿泊後、3日目はバスで奈良へ移動。興福寺の国宝館を見学後、東大寺に向かい

ました。東大寺では鹿にせんべいをあげる体験をしました。中には、鹿に追われ逃げ惑う

生徒もいました。本堂の見学では、建物や大仏様の大きさに圧倒された生徒達。空いて

いたこともあり、柱くぐりも体験できました。友達に引っ張られてようやく通ることができた生徒の

様子を、多くの外国客が笑いながら見ていました。

 若草山の食堂で昼食後、最後の見学地法隆寺へ。法隆寺では、長野県の中学生がたくさん

いました。本堂から大宝蔵殿、夢殿を回って見学終了。生徒達にとっては。まさに夢のような

3日間になったようです。

まとめの会では、ある生徒が「この18人で行くことができて良かった。ありがとう。」と話しました。

 全国に100万人以上いる中学生の中の18人が、2泊3日を共にする旅行ができたこと自体

奇跡ですが、更に様々な体験を通して、学び、成長する旅行となりました。

この体験を、今度は学校の顔となるべく、或いは受検へと活かして欲しいと思います。

 この旅行を支援してくださった保護者の皆さん、村の皆さん、添乗員さん、バスやタクシー、

ホテルの従業員の皆さんに感謝です。