木祖村立木祖中学校

  • 木祖村は、長野県の西南端木曽郡の北東部で、木曽川の最上流部に位置し、2,000m級の山岳に囲まれた総面積140.46平方kmの山村です。
  • 北は東筑摩郡朝日村、北西は松本市奈川、東は塩尻市楢川、南は木曽町日義、西は木曽町開田高原および木曽町福島に接しています。
  • 地質は秩父古生層と花崗岩に属し、村の東側に位置する鳥居峠は太平洋にそそぐ木曽川と日本海にそそぐ奈良井川の分水嶺になっています。
  • 木祖村の村花は「リンドウ」、村木は「トチノキ」です。
  • 「リンドウ」は校章 のデザインにもなっており、『厳しい自然にも毅然として立つ姿は木祖中生徒・ 職員の求める姿である』と述べられています。

クイズ形式での生き物紹介

学校の周りは豊かな自然に恵まれています。そして、この時期は、多くの命に

あふれています。その生き物たちを、廊下に飾りクイズ形式で紹介しています。

 左の写真は、ある木の花です。この植物を、クリ、トチノキ、ホオノキの

3択クイズにしました。

 生徒達は、ひとしきり考えた後、引き出しの中に答えや生き物の説明を見て

思い思いの感想を述べています。答えは、村木にもなっているトチノキです。

「トチノキって何?」と言っている生徒の声も聞こえてきて、子ども達は、

自然豊かな土地に住んでいても、あまり詳しくないんだなあと思いました。

 右の写真は、校舎の横で死んでいた鳥です。どうやら窓ガラスにぶつかり、

そのまま亡くなってしまったようです。

 これも3択クイズにしました。クイズを出す方も、何でも知っている訳では

ないので、調べる必要があります。これを調べるのは少し手間取りました。

この個体は、オスとはかなり見た目が異なるメスだったからです。

答えは、クロツグミでした。

 生徒達に、少しでも木祖村の豊かな自然を知ってもらい、地域や生き物に

興味関心をもってもらえればと思っています。