生徒自身が考える学校のルール

 生徒の主体性を大切にした授業作りの一つとして、学校のルールを生徒自身が

考える全校道徳を行いました。

 最初に全校が集まって、「きまりの意味」という資料を基に学びました。「花壇に

入らないでください」という看板があるにも関わらず入っていく若い男性の姿に怒

りを覚える主人公。しかし、その若者は花壇の中にあるゴミを拾い戻ってきました。

周りの人は、その行動に拍手をし、主人公は赤面する。というお話です。

「みんながわかっていれば、そんなルールは必要ない」という意見が出されました。

 続いて、全校を委員会毎の5つのグループに分け、委員長が進行し、生徒手帳に

書かれている「生徒の心得」について意見を出し合いました。あるグループでは、

 「校外に出かけるときは、中学生らしい服装で・・・と書いてあるけど、

中学生らしい服装って何?制服?この決まりなくてもいいんじゃない。」

 「私服でも良いけど、肌を出し過ぎないとか、そういうことでしょう。」

 「みんなが、意識してできていればなくてもいいんじゃないかな。」

こんな、対話がされました。

 生徒の中には、休み時間に「時間が足りなかったです。自分で

更に考えてみました。」と校長室に来る姿もありました。

 これからも生徒の主体性を大切にした授業作りができればと

思っています。